神奈川県・東京都を中心に内装・水回りリフォームを承っております、株式会社ReCT(レクト)です。
丈夫に見えても、10年たつころには傷みやきしみが目立ち始める床。
表面だけのダメージに見えても、下地まで劣化しているかもしれません。ワンちゃん・ネコちゃんのいるお家だと、とくに床が傷だらけになっているかと思います。
床のリフォームも壁紙クロスと同じく、失敗すると修正が効きにくいので、なるべく慎重に決めていきたいところですね。
今回は床の張替えで失敗を防ぐポイントと、費用を抑える方法についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
■ 気を付けたいポイント
とくに計画段階で気を付けたいポイントをまとめました。
・重ね張りにはデメリットがある
床のリフォームには、張替えと重ね張りの2種類があります。
重ね張りは、既存の床に新しい床を張るもので、廃材処分費・下地補修費がかからず、リーズナブルに済ませられるのが魅力。
しかし張った分だけ段差が生まれるため、ドアなどの下面を加工する必要が出てきます。
床を剥がさないので、床下の確認もできず、重大な劣化を見逃すリスクもあるでしょう。
どうしてもという場合は、技術のある施工店に依頼してみてください。
・無垢床はいいところばかりではない
フローリングのなかでも、木からそのまま切り出したものは無垢床とよばれており、手触りの良さや調湿性が美点です。
この無垢床は人気がありますが、ご家庭によっては避けたほうがいい場合も。
ワンちゃん・ネコちゃんがいると、爪によってキズが付きやすく、尿が床に付着すると黒ずみへと変化することがあります。
また、杉などの柔らかい木はへこみやすく、キャスター付きのイスなどを使用していると、キズが気になるでしょう。
キズ・シミの対策としては、オイル塗装・ワックス掛けが有効ですが、肌触りの良さは半減するかもしれません。
・畳の良さも忘れずに
近年は、畳からフローリングへのリフォームが増えています。
フローリングは掃除もしやすく、重い家具を置いてもへこむことがないため、今の人にとっては畳よりも生活しやすいと感じるでしょう。
ただ、畳は来客用の部屋として機能するほか、着物を着るなどの用途にも使えるため、無くしてから後悔してしまうことも。
ほかにも、小さなお子様を遊ばせる場合は畳のほうが柔らかく、安全性についてはこちらに軍配が上がります。
・グレードを落とすと不便に?
以前の床よりもグレードの低い床材を使用すると、違和感を覚えやすいでしょう。
「クッションフロア→フローリング」といった違う素材への変更だと気になりませんが、「フローリング→フローリング」と同じ素材だと不満に思いやすいです。
安価なものになると、傷への強さといった機能性が最低限になり、見た目も気になってしまうことに。
よくあるフローリングは複合フローリングですが、表面仕上げが挽き板・突き板・シートの3つに分かれます。挽き板・突き板は薄く切った木の板を表面に張っているものの、シートは木目柄などをプリントしたシートを使用しているため、できるだけ同じグレードになるよう、既存の床を確認するようにしましょう。
■ 費用を抑えるには?
工夫次第では、張替え費用を抑えることが可能です。
・事前に家具を移動させる
工事前に室内に家具などが置かれている場合は、移動費がかかります。
軽いものしか室内にない場合、移動費はかかりませんが、タンスやピアノなどの重量物、多くの家具がある場合は費用が発生するでしょう。
事前の見積りなどでどれくらいかかるのか確認しておき、可能であれば自力で移動させるようにしてみてください。
・クッションフロアもおすすめ
ヘリンボーンなどの複雑な床の模様は、フローリングでやろうとするとロスが多く、費用が高くなりがちです。
しかしどうしても諦められない、という場合は、クッションフロアがおすすめ。
クッションフロアはシート状の床なのでデザインが多く、床の広さに合わせて加工でき、材料費も安価に抑えられます。
一見フローリングに見えるものも多いので、できるだけ安く済ませたい場合には助かるかもしれません。
ただ、広範囲に張ると、人によっては安っぽく見えやすいなどのデメリットもあります。
・DIYはやらない
床をDIYで仕上げたい、という方は多いかと思います。
自分でやるならかかるのは材料費くらいで節約になるかも、と思ってしまいますよね。
床の張替えは簡単なようにも見えますが、いざ剥がしてみると下地の補修が必要だったり、道具をそろえるのに費用がかかったりして、意外と大変です。万一失敗したら、さらに修正費がかかってしまう可能性もあります。
できるだけ、床の張替えなどを専門としている業者にお任せするようにしましょう。
■ 神奈川県・東京都での床張替えは「株式会社ReCT」へ
株式会社ReCTは、神奈川県・東京都を中心に内装・水回りリフォームを承っております。
床の張替えは表面を新しくするだけでなく、下地の状態を確認する貴重な機会です。
将来も安心して住めるよう、築10年が経過しておりましたら、ぜひご検討くださいませ。
以下より工事のご依頼・お見積り・ご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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気になりましたらこちらもご覧くださいませ。
■ まとめ
床の張替えは修正が効きづらいため、できるだけ快適に過ごせる、以前の床と同グレード以上の床材を選ぶようにしましょう。
また、下地の劣化が進んでいる可能性があることから、重ね張りよりも張替えを優先して検討することをおすすめします。